HOME>畑の土作り

土作り

畑の土作り

畑の土作り

土作り」がおいしい野菜作りの第一歩です。自分の畑の「土作り」にさあ出発です!
◆まずは、畑の土のpH(ペーハー)を調べてみましょう。

第1段階 畑の土を採取しましょう。

畑の4隅と真ん中から、深さ10〜15cmのところの土を大さじ山盛り1杯程度ずつ取ってきます。

第2段階 水の中に土を入れます。

いったん沸騰させ、常温で冷ました水(採取してきた土の量の2.5倍位)と土を入れよくかき混ぜます。
     
第3段階 上澄み液を作ります。

土が下に沈殿し、上澄み液と分離するまで数分間待ちます。

第4段階 ペーハー(pH)を測ります。

上澄み液にpH試験紙を浸して、引き上げます。
直後の色と標準色紙とを突け合せてpHの数字を見ます。
6〜7の色と一緒でしたらOKです。

第5段階 6〜7以外の4〜5.5の色でしたら、
土を改良していきましょう。


日本の野菜が生育するのに適したpHの値は6〜7です。
pHは水素イオンの量をあらわす単位で、4〜6が酸性、7以上がアルカリ性、6〜7がほぼ中性となります。
日本は火山国であるがためにもともと酸性土壌の土地が多い上に、高度経済成長を続けていた頃は化成肥料の全盛時代でした。
化成肥料はpH値4という強酸性のものです。したがって多くの土地では酸性土壌が多いはずです。ではどうすれば、酸性土壌を野菜が好むアルカリ土壌に変えていけるのか。
難しくありません。消石灰を畑にまいてあげるのです。
1uあたり250gの消石灰をまくと、pH値が1上がります。
ただしこれから栽培しようとする野菜がじゃがいもであれば、酸性が多少強くてもかまいませんので、消石灰の量を減らし100gにしようかとか、逆にほうれん草を栽培しようとするなら、酸性に弱いので消石灰の量を300gにしようかという具合になってきます。
消石灰は字が示すとおり、もともとは石です。やたらにまいてしまいますと畑の土が固くなってしまいます。ご注意を!  



pH試験紙

【 野菜が好むpH値は次の通りです。】

 きゅうり   5.5〜7      白菜        6〜6.5 

 だいこん     6〜7.5    なす        6〜6.5

 たまねぎ   5.5〜7      かぶ      5.5〜6.5

 ピーマン     6〜6.5    水菜      5.5〜6.5  

 にんじん   5.5〜7      オクラ        6〜7  

 ほうれん草   6〜7.5    じゃがいも     5〜6.5

 すいか      5〜6.5   ブロッコリー   5.5〜7    

 サトイモ    5.5〜7     かぼちゃ    5.5〜6.5  

 レタス       6〜6.5    さつまいも    5.5〜6.5 

 まくわうり     5〜6.5    キャベツ      6〜7    

 しょうが    6.5〜7.5    枝豆      5.5〜7    

 こまつな    5.5〜6.5    トマト        6〜7    

 ねぎ        6〜7      ミニトマト      6〜7    

 チンゲンサイ 5.5〜6.5    いんげん    5.5〜6.5

 ししとう       6〜7       ソラマメ    5.5〜7 

 エンドウ    5.5〜7      トウモロコシ  5.5〜7.5



◆堆肥を利用しましょう

消石灰を撒くか撒かないに関らず、畑全体に堆肥をまんべんなくすきこんでやりましょう。
そうすることによって、土全体が穏やかになります。
つまり強酸性や強アルカリ性が緩和されるからです。
それと同時に消石灰をまいた効果を長く持続してくれるのです。
一方、堆肥はすぐに効果を発揮しません。撒いてから1ヶ月くらいたたないとうまく作用してくれません。
したがって、播種や定植をする1ヶ月前までには堆肥を施さなければなりません。


        


◆配合肥料を活用しよう

pHの値もよし、堆肥も入れたからといって万全ではありません。
野菜が成長するために必要な栄養分に欠かせないのが
窒素・りん酸・カリの3大要素と苦土(マグネシウム)などの微量要素が必要となってきます。
そこで配合肥料を活用することによって、これらの問題が一気に解決します。
上記野菜を栽培するならば、窒素成分8−りん酸成分8−カリ成分8が配合された肥料を使えばOKです。
大抵の配合肥料には、微量要素分も含まれていますからご心配なく


◆土のよしあし

結論から言いますと、良い土は手の平で握ると固まりますが、開くとぼろぼろと崩れるような土をいいます。

これは、土の中のそれぞれの粒子がくっつきあって団粒構造というものを形成しているもので、排水や空気の通りもよくかつ保水力がある土なのです。

土には粘土、砂土、粘土と砂土が混じりあったさ砂壌土などいろんな土があり、それぞれ性格も違います。

粘土は土の粒子が細かいため、保水性には優れていますが、通気性に劣っています。

いっぽう砂土は通気性は非常に良いですが、保水力に劣っていてすぐに乾いてしまいます。

では畑がこういった土壌の場合、どうすればよいかというと、土の中の微生物に活躍してもらうのです。

微生物が土の中で大いに働くと徐々に土が改善していくのです。そのためには畑を良く耕し空気を入れ、堆肥や有機物を混ぜて微生物が住みやすい環境作りをしてやりましょう。

有機物には、腐葉土のほか土壌改良材などがあります。



目  次

菜園での野菜作り
季節の作業と栽培カレンダー
畑の道具について
畑の土作り
種まきと苗の選定
肥料について
害虫や病気を防ぐ
マルチ(マルチング)と寒冷紗
上手な栽培作業
連作障害にならないために

おいしい果菜類の野菜を作る秘訣
・とうもろこし
・ピーマン
・エダマメ
・きゅうり
・トマト
・ナス
・すいか
・オクラ
・インゲン
・シシトウ

おいしい葉菜類の野菜を作る秘訣
・たまねぎ
・白 菜
・レタス
・コマツナ
・きゃべつ
・ブロッコリー
・ほうれん草

おいしい根菜類の野菜を作る秘訣

じゃがいも
・さつまいも
・さといも
・しょうが
・にんじん
・だいこん



作者の趣味のページ
鮎の友釣り
ソフトバレーボール


リンク集


相互リンクについて
[団粒構造] 



細かい粒同士がひとつに
なって大きな粒を形成しています。

水や空気が通りやすく、
大きな粒の中では、水分が保たれています。

好条件の土です。


[単粒構造]


土の粒子がびっしり寄り集まっていて、隙間がありません。

これでは空気や水が通りにくいのです。

長い間放置された畑の土は、こうなりやすいので、土を耕すという行為は非常に大切なのです。


  作者のプロフィール
▲HOMEへ
Copyright (C) Monger All Right Reserved