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肥料 |
肥料について |
| 肥料について 肥料 は大きく分けて2種類に分類されます。 肥料の1つはゆっくりと長く効いて、土にやさしい「有機質肥料」と もう1つの肥料は効果が早く出る「化成肥料」です。 |
| ◆「有機質肥料」には、 牛糞堆肥や鶏糞、骨粉、魚粕、菜種油粕、米糠、腐葉土、有機物だけを混ぜ合わせた複合肥料などが上げられます。 これらは与えすぎても障害は出ず、元肥に使われ、長い期間その効果を発揮してくれます。
◆「化成肥料」には、 硫安、石灰窒素、過燐酸石灰、硝安、尿素など単一成分だけを含む肥料と窒素・リン酸・カリの3大要素の2つ以上が含まれる普通化成肥料と呼ばれている肥料、窒素・リン酸・カリの3大要素の成分量の合計が全体の3割を超え、速効性が高く、追肥に使われている。 この肥料成分が非常に高いものを普通化成肥料と区別して高度化成肥料と呼んでいます。 もう1つは、有機質肥料が化学肥料に混ぜられた配合肥料と呼ばれるものがあります。有機質肥料と化成肥料の長所を生かし、早く効いて、更に効果が長く続く元肥として利用されています。
◆よい土でおいしい野菜作りを よい土といわれるものは、通気性がよく、保水性があり、肥料分を適度に保つ団粒構造をした土壌で、植物の根がすくすくと伸びることができる土をいいます。 この状態の土を作るのに適したものが堆肥です。堆肥にも牛の糞や鶏の糞を発酵させて作る動物性の堆肥と落ち葉やわらなどを発酵させた植物性の堆肥があります。これらの堆肥が土の中に混ぜ込まれると、土中にいる微生物が活性化され、野菜の根の成長をうながし、肥料や水分の吸収を助けてくれます。堆肥は肥料というよりは、どちらかというと土壌改良材の役割を担っています。 つまり野菜が生育しやすい環境作りや柔らかい土作りに貢献してくれるのです。 野菜に不可欠な栄養素である窒素・リン酸・カリは骨粉や油粕などの有機質肥料と化学的に作られた化成肥料とで補います。 化成肥料だけで栽培すると、最初の数年間の収量は非常に多いものの、その後減少傾向に入り、最悪の場合無肥料で育てた野菜の収量にも満たなくなってしまいます。 長年にわたり収量を安定させるには、堆肥を含めた有機質肥料と化成肥料の併用が一番です。これらを併用することによってお互いの短所を消し、長所が上手く出せることがわかっています。おいしい野菜作りには、この有機質肥料と化成肥料をバランスよく与えてやることが大事です。 堆肥などの有機質肥料で育てられた野菜は、甘みがあっておいしいといわれます。これは野菜の細胞組織が膨張せず、細かく引き締まった状態にありますので、うまみ成分がその中に凝縮されていますのでおいしく感じられるのだそうです。 野菜が土の中から吸い上げる養分は3大要素と呼ばれている窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)と微量要素と呼ばれているカルシウム、硫黄、鉄、マンガン、マグネシウム、ホウ素、亜鉛、ケイ素です。 この内、野菜の葉を育てる窒素、実を育てるリン酸、根菜類に欠かせないカリについては、元肥と追肥の両方で与えます。微量要素の中のマンガンとカルシウムは、堆肥を混ぜ込んである土なら特に与える必要はありません。 その他の微量要素は有機配合と呼ばれている配合肥料を使えば補えると思います。 追肥で使う化成肥料は、8−8−8の表示があるもので大概まかなえます。購入するとき、家庭園芸用の肥料は避けてください。 効果が薄い場合が多いです。今では、「たまねぎ用」、「トウモロコシ用」、「じゃがいも用」など特製の配合肥料もホームセンターで手に入りますので、それらを利用するのも賢明ですね。 しかし何といっても最善の方法は、土壌分析といって専門家に畑の成分の分析をしてもらい、施肥に関するアドバイスを受けることです。そうすればこれから畑で作りたい野菜別にどんな肥料を施してよいかを教えてくれるはずです。 ◆元肥と追肥 種まきをする前や定植する前に施す肥料を元肥と呼びます。 窒素とリン酸は生育初期に葉や茎を育てるために盛んに使われます。根を生育させるカリや微量要素は、初めから最後まで必要とされる栄養素です。したがって成育期間が長い野菜には成育に合わせて追肥が必要となってきます。 カリ分は雨が降ると流されたり、放置しておくと固まって粘土質の土を作ってしまいますので、まめに補ってあげることが大事です。 リン酸分は、土中での移動が少ないので追肥効果はあまり得られません。 窒素分は常に必要ですが、水に溶けやすい性質から過剰にやりすぎると、地下水汚染を引き起こす原因になりますのでご注意下さい。またエダマメなどの豆類に多くの窒素分が与えられますと、葉だけ茂り実が入らなかったり、実がやせてしまったりしますので注意が必要です。 追肥の仕方のポイントは、 @蒔いたら必ず土に混ぜ込んでおくこと。 A伸びた根の先端付近に施肥すること。 一番伸びた枝の先端の真下が目印です。 B根に触れると根焼けを起してしまいます。 Cマルチシートが敷かれている場合は、株が小さなうちは株間に穴を開け、そこから肥料を入れ土と混ぜ合わせる。 株が大きくなったら、畝の脇、通路脇に施してあげる。 ◆元肥の施肥方法 (1)全面方式 葉菜類を育てるときに適しています。 畝全体にばらまき、土に混ぜ込みます。
(2)真下方式 成育期間が長い野菜や根を深く張る野菜に適しています。 野菜を植える苗の真下になるように施肥します。 ほとんどの場合畝を30cm程度掘り下げ溝を作りそこへ施し、土を埋め戻します。 (3)株間方式 だいこんやにんじんは成育途中で根が肥料に当たると二股になったり、変形したりします。そういった野菜を作る場合に用います。 株と株の合間に施し、表面の土を被せるだけにします。 ![]() |
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